がっつりネタふり


by dc2keeper
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愛知万博のジブリさんはシステムを不採用

みなさまこんちくわ
野菜一日これDC2Keeper一本です。


MSNのニュースで見たことはあったが、当事者の文章を見たのは初めてだ。
壮絶だ。

ソーシャルネットワークサービスの中で見つけた。
http://www.ntv.co.jp/ghibli/owabi.html


インターネットでの被害ってこういうものを言うんですよね。
僕らシステム屋さんコンピュータ屋さんは、あらかじめこういうことが起こるとはわかっているものの、普通の人にこうした問題があるって言うのはなかなか認識されないものですよね。

日々、コンピュータ屋さんじゃない人と話しているとよく思うことです。


愚痴っぽくなりそうなので本題。

原因はなんだったのかわかりません。
としている、鈴木さんですが、しっかり原因は、Yahoo側にあると認識されています。


インターネットメディアの怖いところはこういうところで、大きな資本は意外と慣習とか無視してそのまま動くということです。
これは、コンピュータの世界ではよくあることです。アメリカ主義ともいうんですか。

例えば、技術屋さんとしては、Linuxを使うべきところだろうというのに、会社がWindows推進派しかいないがために、これが採用されてしまう。これは技術的に考えたい技術屋さんと経営側の日々のやり取りなのですが、勝つのはいつも経営側。
少し規模を大きくしてみると、Windowsを採用する理由として、例えば、Officeという製品を利用できる、開発者の採用がしやすいなど、経営側としてもそれをとる理由がたくさんあります。
もっと視点を大きくすると、Microsoftという会社がそもそも一人勝ちしているという背景もあります。経営者としてみれば、技術者の言い分を聞いてあげないこともない。しかしながら、市場で多く使われているWindowsを使うことはそれ自体で新たなビジネスチャンスを生む選択肢のように思える。
このようにいろいろな判断が入るものだと思いますが、当のユーザー側からすれば単に理不尽なシステムを押し付けられているに過ぎないんですね。

今回の件に関して言えば、サービス規模、資本力が小さいオークションの会社は、各地域の商風習にちゃんとあわせようとしたのですが、オークション最大手のヤフーは独自の判断をしたということです。


一方で、コンピュータ屋さんであるがためにヤフーは苦渋の選択を取ったともいえます。
ヤフー視点でこの問題は語るとどうなるか。

無料で手に入るチケットが、ローソンのシステムで購入可能。
ヤフーオークションでは、購入の次の瞬間から売りさばくことが出来る。

こういうことをやりたいユーザーの利便性を損なうことになるため、ヤフーはこの状況で公平なスタンスを取ったということです。


実際にこれを商売にしている人がいて、詐欺まがいのことをしているわけでもなく、純粋に転売による利益を得ている人がいるのです。
これに対し文句をつけることは、町のチケット屋さんに対して文句をつけているのと同じです。

さて、実際にはどうしたらよかったのでしょうか。


会計的に考えれば、「無料」という券が、高額になるのですから買いあさるのは当然といえます。足利銀行が確か、1円の株券を発行したことがあります。これで儲けた人が、東京タワーのてっぺんからお金をまいたんじゃなかったでしたっけ。

これを何とかするには有料というサービス形態にするだけで、この問題の母数を減らすことは出来そうです。これには万博側の柔軟な対応が必要だったということでしょう。(各パビリオンは利益を取ってはいけないというルールがある)


これとは別に、こうしたチケットの売買自体を行ってもらいたくないのであれば、転売不可であるとかそういった法律的な手段に出るしかないでしょう。

また、ロッピーのシステムを採用する際に、IDを認証できるシステムであるかと言うことも認識する必要があったと思います。
一人一枚しか購入できないようにするのです。
しかし、こうすると家族4人分を買う人はどうなるのかという感じです。

Yahooオークションに出品する人の中にも、家族4人分のチケットを手に入れたが、必要なくなったので0円で出品。という人もいたのではないでしょうか。値をつけているのは購入する側ですから値をつけるなということを言うしかありません。

しかしいずれにしてもいたちごっこになる問題であるため、やはりお金を負担するという解決策が一番正しいのかもしれません。


罰金があるから、道路交通法を守る、という法律の世界の話な気がします。



Yahooは世界企業ですから、日本の商風習に合わせてあげる必要もあります。
万博は日本をあげたイベントですから、柔軟な対応をしてあげる必要もあります。
システム屋さんはどんな要求にも耐えられるシステムを構築してあげる必要があります。


誰が一番大変ですか?
手を動かすのはシステム屋さんだけです…。他の2者は話し合いだけですよ。
大変ですね…システム屋さん。


こうなると、ジブリさんが自分でシステム立ち上げるのが一番素直です。


結局、利便性をそこなってしまうのはお客さん側なんでしょうか。


この問題以降、サツキとメイの家は、平日でもガラガラのときがあるそうです。社会見学のために枠を取りづらい学校の先生もいるそうです。
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by dc2keeper | 2005-06-22 13:48 | ビジネス