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がっつりネタふり


by dc2keeper
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Windows屋さんから、Macをやっている人に聞きたいこと

Apple、Intel化

チョロ吉さんコメントありがとうございます。
自分の記事に感謝の言葉をトラックバックしつつ、気になっているところをもう一段階記事にしてみます。

MacのCPU(PowerPC)はRISC、
WindowsのCPU(Intel)はCISCと呼ばれています。

この単純な組み合わせから、前回記事で、
Macの上でWindowsのプログラムが動くと、言ったのです。


さて、実際はそう簡単には行きません。(行かないはずです)
Macの技術をやっている方からコメントをいただけると嬉しいのですが、
Windowsには、Win32と言われる、再利用可能なプログラムの部品があります。

これを利用して、Windowsの高性能なOSの機能を引き出したプログラムを作ることが出来ます。
しかし、Macには当然、Win32と言うものはありません。


つまり、Windowsプログラマと呼ばれる人の大半の人は、Macで動作するプログラムを簡単に作れるわけではありません。

今なら、3分の1の人は作れません、と言うべきでしょうか。


さくさくプログラムが動くとすれば、それはネイティブなC言語で書かれたプログラムになるでしょうか。しかしそれでもやはりMacならではの作法を学ぶ必要があるといえます。


そういった意味では、LinuxなどのOS上でプログラムを書いている方がMacで仕事をするなんて世界の方が近いのかもしれません。
(逆に、OSが整理されておらず、余計なコーディング手法を多く学ばれているのかも知れません。(知らないのですが))

少なくとも、Macのエンジニアさんは食い扶持として困ったことになるはずですが…。




一方で、ビルゲイツ率いるMicrosoftにはこの問題を払拭する技術を持っています。それが、.NETです。.NETはアプリケーションと、OSの中間に位置するため、OSの違いを吸収してくれます。まずはMac版.NETのリリースという大きな波がやってきそうです。

Java陣営はMacをすでに吸収しているはずですが、RISC搭載のSolarisを作るSunMicroSystemsもすでにマイクロソフトの手に落ちていることを考えれば、Wintel(Windows+Intel)の大勝利は目前に迫ってきていると言わざるを得ません。
表向きでは、StarOfficeのシェアは、すでにMicrosoftのOffice For Macが食い荒らしています。つまりすでにMacと言う分野ではJava陣営は手を引いているともいえます。
(関連記事)


技術的な裏づけを取らずに書きましたが、修正したのは、
「PowerPC搭載のSolaris」というところだけでした。

この技術のお話を調べるのに、@ITのコンピュータ用語辞典は役に立ちませんでした。
面白いことに、MicrosoftのTerminologyの方が用語が網羅されていました。したがって、リンクを張っておきます。


この記事、ホンとかよ?と疑われる場合は、お調べください。

辞書に載っているくらい基本的な部分の重大なニュース、歴史的な事件なのです。


いや、
歴史的な事件だと思います。
にしましょうか。

ニュースでやってますか?

日本の勝利のほうが歴史に残る感じですね…。

Macのエンジニアさん良ければ、実情を教えてください。
by dc2keeper | 2005-06-08 23:58 | コンピュータ、プログラム