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コンピュータと会計と企業戦略
みなさまこんばんわ
誕生日のDC2Keeperです。 「コンピュータは、会計ととても密接な関係にある。」 このことについて説明ブログ。 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という本を意識して、コンピュータのすごさを伝えたい。 コンピュータを使って会社で仕事をするからには会計を知っておいて損はない。コンピュータの学校の先生なら必ず口にする言葉だ。 経理の人の立場なら Excelひとつとってみてもわかります。コンピュータがないと表計算は追いつきません。株式公開した日にゃあ、開示用文書を手作業だけで作るなんてありえない。ワープロ自体もそもそも必要です。 と言う切り口で語られることでしょうか。 コンピュータが得意なこととして、「決まりきったルーチンワークを自動でこなす」ということがあります。会社がある限り、会計という業務は必ず存在しますから、会計学として決まりきった計算を行うのにコンピュータは適しています。 企業で仕事をする人は、最近はコンピュータの一つや二つ使えないと…。なんて意識だけで仕事をしている方もいると思います。しかし、経営者の人はこうした切り口で捉えているわけはありません。 大抵の場合は、業務の効率化を望んでいるはずです。 簡単な計算を人の手で行って間違っている時間がもったいないと考える。そんなところから始まっている話です。 しかし、ここ最近、経営者の方は違ったカタチでコンピュータを利用するようになってきています。それは、BIと言われるジャンルのコンピュータの使い方です。Business Intelligenceと言います。様々な情報をきれいに整理した状態でコンピュータで保存して、これを経営に有効な情報として取り出そうというコンピュータの使い方です。 Excelで保存している情報は、あくまでその表を作り、計算することを目的としていますから、統計的なデータを解析する目的ではあまり適していません。 簡単に言えば、日々の売上を一つのExcelにまとめて月の売上を計算する。ということは誰でもすぐに出来るExcelの使い方だと思います。でも、ここで作られたExcelを売上予測に利用するためには、シートを追加したり計算したりする手間がかかることも想像できるかと思います。 こうしたExcelの使い方の発展したカタチがデータベースということになります。Excelでも複雑な計算をするときは、計算用にシートを一つ作ると思います。 データベースはあらかじめ時系列に必要なデータを同じ形で記録しつづけるようにデザインします。簡単に言えば、売上一つ一つの記録を毎日つけているとして、それが売上一つ毎にデータベースに記録されていきます。 売り上げた日付、時刻は確実に記録されています。Excelと違うところは、4月分としてシートを作るわけではないと言うことです。4月分の情報が欲しいとデータベースに問い合わせを行うとすべての記録から4月分の売上記録だけを呼び出すことが出来るのです。 さて、問題です。 4月分の売上シート 5月分の売上シート 6月分の売上シート があるときに、 1. 6月分の売上のうちいくつかの売上は5月分の売上でした。修正してください。 また、6月30日の売上が実は6月15日分でした。修正してください。 2. 第一四半期(4月~6月)の売上合計と、売上推移を示したグラフを作ってみてください。 3. 第一四半期の昼の時間帯(11時から14時)で売上があった商品のランキングを示してください。 1. 2. はExcelでなんとか対応できると思いますが、3. ともなるとお手上げになる人が多いのではないでしょうか。Excelを使いこなしてこれをやる人はもちろんいると思います。 しかしこれは少し本末転倒です。 データベースを利用したシステムを持っている会社であれば、各問いで次のような作業量の変化があります。 1. Excelのみ: 6月30日の売上を6月15日の個所に挿入する。体裁を整える。 DB: 日付を変更する。 2. Excelのみ: 3つのシートをまとめたシートを作る。売上合計をそこで計算する。このシートよりグラフを作成する。 DB: 4月という期間ではなくて、4~6月という期間を設定して売上を出力する。このシートよりグラフを作成する。 3. Excelのみ: 日付のデータは記録していたが時刻のデータがなかった。 DB: 4月から6月、11時から14時という条件でデータを抽出する。その際に商品が売れた個数順に出力する。 3. はちょっとおかしいと思う方もいるかもしれません。でも、BIを考えたシステムは些細なデータでも収集するという基本概念があります。Excelだけで動いている会社は、「毎月の売上報告に時刻なんかイラン!」と上司が言ってしまえばそれまでなのです。 POSを使ったシステムは、その裏でBIのシステムが動いています。POSとは、セブンイレブンなんかに置いてあるバーコードの読み取り機の事です。経営判断する人は、何時何分に売れたかという情報から時間帯を分けた商品戦略を考えたり、年代、男女別での傾向を分析したりするのです。 こうした戦略が立てられるようになったのも企業の会計からスタートして、これをコンピュータを使って処理しつづけた賜物です。 世界の経済がお金を稼ごうとする企業によって回りつづける限り、コンピュータを利用した会計術の進化は止まりません。 ----------------- 今、私がBIを勉強したい理由もここにあります。なんだよ勉強中かよって思わないで。BIは市場が広がろうとしている分野です。SAPに代表されるような大規模なソリューションは昔からあります。しかし、商用データベース(Oracle, Microsoft SQL Server)にBI機能が追加されているのはここ最近の事なのです。個人がBIを構築する時代が来ています。作りたいなあ。 ----------------- どう、眠くなった?試しに電車で座って読んでみて下さい。(無理か) 眠くなる人はもっと面白い話にしてあげないといけないね。さおだけ屋の本が書けちゃうくらいに:p by dc2keeper | 2005-05-11 02:45 | コンピュータ、プログラム
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