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がっつりネタふり


by dc2keeper
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学力低下(OECD PISA)、とPCリテラシー

みなさまこんにちわ

学力低下、筆頭、DC2Keeperです。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。


世界レベルでみた日本の学力が低下しているそうな。
先に行われた高校1年生を対象としたテスト(学習到達度調査(PISA))の結果を受けて、いろいろなニュースで報じられている。

OECD:
学習到達度 文章などの読解力で日本は14位
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041207k0000e040031000c.html




私を始め、PCを使う仕事をする人は、最近の若者に対しては、能力といった面ではよい意味で危機感を覚える。それは、若いうちからPCを普通に使いこなし、いろいろな技術に触れ技術力を高めている人が増えているからだ。
ただ、一方でこうした学力低下の結果を見ると、まだまだ私達の世代(既に学校教育を終えているとされる世代)も捨てたもんじゃないと思える。


インターネットの世界に飛び出し、使っているのは良いが、作り手に回るのはコンピュータに触れる人の100分の1にも満たない。楽天は、37845件の企業契約に対し、734人の社員で支えている。大きなソフト会社、ベンダーになると作り手とユーザー数の比率は10000対1位の割合というのは普通に出てくる。2年位前までは、IT技術者が足りないなんて日本も騒いでいたものだ。サイバージェネレーションが業界に流れ込んでいるとはいえ、いわゆる技術者になって行こうとする人はまだ限られている。

ただ、現状の世代からサイバーエリートが生まれることも必至。今回の日本平均や低水準化がニュースとなっているが、数学などでは、格差が大きくなっているとのこと。そうしたサイバーエリートに対抗するには、文章を手で書ける能力だったりするのかもしれない。



選択肢制のテストに頼った今の制度自体が問題とする声もあるようだ。
選択肢制の問題に対し、考えずに全パターンを試し正答を得るなんてのはコンピュータが得意なわけで、この能力に長けた人が学力低下といわれる元凶になったりするのだろう。
なんともおかしな話のようだが、コンピュータをやる人はこういうところがずれているのは仕方がない。PCで答えを求めない学習をした上でこうしたプログラムを作る人が脅威となるであろう。
by dc2keeper | 2004-12-07 13:31 | News、Blogへのコメント